ライフハック

食後に眠くならないようにするためには、昼食でごはんや麺類などの糖質を食べずに、おかずだけ食べるようにする。そうすると血糖値のアップダウンがないので、眠気は出てこない。

 

週に2回ダンベルでのトレーニングを六か月間続けると、老人たちは壮健になり、遺伝子レベルで老化を逆行させられることが分かった。

 

HGH(ヒト成長ホルモン)の濃度は、スクワットをしているとき、高強度でランニング(有酸素運動)しているときの2倍だった。

 

毎日約600mLの甘いジュースを飲む人は、テロメアの長さで換算すると4.6年分も生物的には老化が進んでいた。一日に240mLのジュースを飲んだ場合にはテロメアは二年分、生物学的に老化していた。

これはテロメアに対してタバコが及ぼすのとほぼ同規模。

 

砂糖などの糖質をとりすぎると、血液中に糖の塊(シュガークリスタル)ができる。これは血流悪化に直結する。さらに、砂糖、肉類などの食べ過ぎで体が酸性に傾くと、赤血球が餅のようにくっつき合う(ルロー)。赤血球同士がくっつくと血液がドロドロの状態になり、毛細血管の末端まで赤血球が届かなくなる。その血流不全の影響を真っ先に受けるのが眼球やペニス。

しかしファスティングすれば、赤血球同士もバラバラになり、血流が毛細血管の末端までスムーズに流れるようになる。

 

砂糖の取りすぎ、過食で低血糖症になると、甘いものを多くとっても低血糖という皮肉な状態が続く。すると体は血糖値を高めるためにアドレナリンを分泌させる。これは別名、怒りのホルモンと呼ばれ、ムカムカ、イライラしてくる。空腹時には、これが極限に達する。腹が減るとイラつくのは低血糖気味の人に特有の現象。

低血糖症の人に共通するのは大食いで甘いもの好き。カップ麺などのジャンクフード、インスタント食品、加工食品が大好きで野菜・果物嫌い。

 

脳の機能を高めるには、次々を新しい本を読むのではなく、良い本を繰り返し読むことが重要。

同じことを繰り返しやり続けると、「統一・一貫性」の本能が鍛えられ、脳の「ものごとの微妙な違いを判断する力」が高まる。

毎日、同じ道を同じ時間に散歩するのもよい。

 

腸は第二の脳と言われている。脳を大切にしたいなら、腸にも気を配ること。

 

明け方に浅い眠りを取る、というのは、体のリズムに逆らうやり方。

 

30分未満の昼寝をする人は、昼寝の習慣がない人に比べて、認知症発症率が約7分の1。30分から1時間の昼寝をする人は、発症率が約半分。

一方、1時間以上昼寝をする人は、発症率が2倍。

(2000 国立精神・神経医療研究センター 朝田隆、高橋清久)

昼寝をとるなら20分程度がよい。